櫻坂の生写真が全種類ほしいおじさんのblog

櫻坂の魅力 生写真の魅力を伝えていきます。

蜘蛛🕷️

最早櫻坂関係ないですが、僕は元気です。

前回母が亡くなったことを文字にしてからというものの、僕の生活は何ら変わりません。

 

生写真は間も無く1万種類を突破し、一区切り置こうとしていて、色々と区切りの一年が始まったのかなと思っています。

母の死は大々的には報告しなかったのですが、どこからか聞きつけた取引先の方から香典をいただき、その際に言われた言葉が真理すぎて、僕も誰かに不幸があった際は教えてあげたいなって思いました。

 

親が死んで悲しみに耽っていたいけど、周りの人、特に職場の人なんて一ヵ月もすれば忘れてるよ。俺は今そんな気持ちになれないんだ!って時でも容赦なく日常が襲ってくるから、それだけは覚悟しておきな。経営者の親父が急死して、いきなり代替わりした俺からの言葉だよ。

 

この言葉は一生忘れないと思う。

生きた言葉に触れる為に生きている気がします。

 

 

前置き終わり

 

 

今日は蜘蛛の話をします(?)

僕は蜘蛛が嫌いでね、実家には益虫と呼ばれるアシダカグモがたまに現れますが、あんなん益虫なわけねぇだろコロスぞ。って思いながらコロシます。

 

今から30年近く前、僕が小学生の頃に父親がこんな話をしてくれました。

 

俺がガキの頃は蜘蛛を捕まえて戦わせてた

マッチ箱に蜘蛛を入れて土俵で喧嘩させる

いい大人がそれにお金を賭けている

 

こんな事を幼少期に教えてもらったことがあったんです。まぁ、僕の地元は未だに軍鶏戦わせている人もいるので、昭和の文化なんだなーって感じでカテゴライズして頭の片隅に入れておったのです。

その埃を被った知識を急に引っ張り出された時の話。

 

仕事柄、急に忙しくなることがあり、その期間は初めて顔を合わせる人たちと仕事をします。

先日一緒に仕事をしたAさんは60代のおじさんで気さくな人でした。

軽く自己紹介を済ませ、トラックを運転してもらい、助手席で僕がナビゲートをして目的地を転々とする1日。

Aさんと出身の話になり、自分の出身地を伝えると

A「!!じゃあ喧嘩蜘蛛知ってるか?」

僕「あの、捕まえた蜘蛛をマッチ箱に入れておいて相撲させるやつですか?」

A「うわぁぁ!知ってるねー!流石だな!」

 

Aさんは自分の着ているTシャツを指差した。

よく見ると蜘蛛がデザインされており、バトルスパイダーみたいなスペルが綴られていた。

なんとか會という漢字ゴリゴリのサークル名が背中にプリントされていた。

 

そう、Aさんはスパイダーバトラーだったのだ。

まさか親父とたった1度会話した記憶がここまでハマるとは。

気をよくしたAさんは更に質問をあびせる。

 

A「なぁ、地元は町のどこだい?」

僕「Mって地域です。」

A「M!?まさか君、MのKさん知ってんのか?」

僕「Kさん知ってます。近所のおじいちゃんです」

A「まじかよ!その人は歴代喧嘩蜘蛛の横綱だぞぉぉ!一度お会いしたいんだよぉ!」

 

なんと実家の隣の隣に住んでいるKさんはレジェンドスパイダーバトラーだったのです。

Aさんのテンションは最高潮、腕も8本あるかのよう。

 

Aさんは色々教えてくれました。

競技として今でも県内で大会が開催されていて、開催地は異常な盛り上がりを見せていて、子供たちもこぞって蜘蛛を捕まえていることとか。

昨年は開催地を破り俺たちのチームから久々に横綱が生まれたこととか。

あとAさんの「年々蜘蛛質(要するにスパイダークオリティ)が上がっててさぁ」って言葉に何の違和感も抱かなかった俺の地頭の良さを実感したり。

 

これもまた「生きた言葉」なんだろうなと考えてみたりしている。

あまりにも面白い出会いだったから記録する。

 

fin

 

ちなみに喧嘩蜘蛛は小さなハエトリクモ(フンチ)ってやつで、繁殖期にオスがメスを奪い合う習性を利用してオス同士を喧嘩させるのね。マジで小細工なしで正面からぶつかり合うから、すごく面白いの。

蜘蛛が苦手でも多分大丈夫だから、一度見てみることをおススメする。

大会のゆるさと実況の熱の入り具合とか面白いよ。

 

https://youtu.be/qmNkJXFoutY?si=OZiCAyTu52XzbuIR